トイレで初めて他人のチンポに触った

まだインターネットが世の中に広まりはじめた頃のことです。それまで男同士でセックスしてみたいという願望が潜在的にあったのですが、どうやって相手を見つけるのかもわかりませんでした。しかしネットの世界をさまよっているうち、ゲイ専門の掲示板があるのを知り、その中でセックスの相手募集というのを見つけました。今ではSNSが主流なんでしょうけど、当時は掲示板が主流だったんですよね。

その内容は大変刺激的で、自分のプロフィールはもちろん、どんなことをしたいか、どこで会うかなどが詳細に書き込まれていました。それを興味津々で眺めていましたが、東京や大阪のような大都会ならともかく、地方都市ではなかなか気に入った相手など見つかりそうにありません。

しかし地域限定の掲示板というのがありまして、その中に興味深い情報があったんです。地元の駅前にある公園なんですが、家から車で3分くらいのすぐ近くです。そこにあるトイレがいわゆる発展場（ゲイがセックス目的で集まる場所）らしくて、夜の12時前後になるとセックスの相手探しにゲイ達が集まってくるという書き込みがありました。

それを見てまさかそんな近くにそういう場所があるとはにわかに信じがたい気分でした。ガセネタかもしれないし、どんな人がいるかもわからない。でもセックスしてみたい好奇心が勝っていたので、嘘か本当か確かめてみようと半信半疑で夜の12時頃にその公園へ向かったのです。興奮のあまり心臓がドキドキしていたのを覚えています（笑）。

ほとんど人気もない夜の公園にトイレの明かりだけが点いていました。トイレの中に入っていきましたが、当然誰もいません。ただ待っているのも変だったので、小便をする振りをして便器の前に立ってました。まさか誰も来ないよなぁ？

しかし予想に反して、ほんの数分も経たないうちに一人の男が入ってきたのです。当時僕は31歳だったけど、20代後半くらいでちょっと小太りだったかなぁ？　もちろんただの小用かもしれません。でも明らかにそうではないことが行動からわかりました。わざと自分の隣に立ち、チンポを見せつけるようにブラブラさせていました。そして僕のチンポをあからさまに覗き込んでくるのです。これはもう挑発しているに違いないと確信しました。やっぱり書き込みは本当だったんだ！

そうとわかると無言でアイコンタクトを交わし、促されるように個室へ入っていきました。もう緊張で心臓が飛び出しそうになりました（笑）。鍵を掛けるとお互い言われるまでもなくズボンを下ろし、下半身をさらけ出しました。僕のチンポは興奮ですでにビンビン、相手も立っていました。初めて見る他人の勃起したチンポ！　それを見て僕は目が点になりそうでした。デカい！　長さは20センチくらい、太さは5センチはあったんじゃないでしょうか？　自分のチンポが子供みたいでちょっとコンプレックスを感じました。

僕も人前で勃起チンポを見せるのは初めての経験でしたが、見られて余計興奮しました。大きさは相手と比べものにならないけど、元気よくいきり立ったモノを見せつけてやりました。こういう場所ではとにかく面倒なやりとり抜きですぐにコトを始めます。相手はいきなり僕のチンポを握って少し乱暴にしごいてきました。僕も相手のチンポを恐る恐る握ってみました。固い！　他人のチンポを握ったのはもちろん初めての経験でしたが、太くて固い感触にまた興奮してしまいました。

僕はもっとチンポを握ったりしごいたりしたかったけど、相手があまりに激しくしごくのであっという間に射精してしまいました。そう、僕は早漏なんです。昔やられた時もそうだったけど、他人にしごかれたら3分も持たず射精してしまいます。たぶん何も言わなかったと思うけど、相手の見てる前でドピュドピュッと精液をトイレの床に撒き散らしました。もちろん射精を見られるのも初めての経験、見られる快感に目覚めてしまいました。

相手もあまりに早いので呆気にとられたかもしれません。その後、相手は「しゃぶって」と言ってきましたが、初めてのことだし、おまけに射精しちゃってるし、とてもそんな気になれませんでした。その気がないと見ると、自分は射精せずにそそくさとチンポをしまって個室を出て行きました。

セックスと言えるほどではありませんが、初めての男体験はこれでおしまい。時間にしてほんの5分かそのくらいだったと思います。サクッと会ってサクッと出す、そういう場所があるようです。一瞬のことだったのでやりたいこともほとんどできなかったのですが、とにかく念願だった他人の勃起したチンポを拝めて触れたことには満足し、興奮していました。ますます他人のチンポが欲しくなったのは言うまでもありません。

その後、同じ場所に何度か行ってみたことがありますが、なぜかそれ以来、一度も出会えませんでした。あれは本当に偶然だったのでしょうか？