「小柄な人のあそこはデカい」は本当か?
よく「背が低くて小柄な人のペニスは体に似合わずデカい」という噂を聞いたりしますが、これって本当なのでしょうか? そもそも身長とペニスの大きさに関係があるのか興味があったので調べてみました。
分析結果
身長を10センチ間隔でクラス分けし、その中での統計を取ってみました。各身長クラスはその値を中心として前後±5cmが含まれるものとします。つまり身長クラスが170cmなら165.0cm~174.9cmが含まれるという意味です。なお身長クラスが140cmと200cmについてはサンプルが1人しかいなかったため省略しました。
勃起時のペニス全長の平均値を身長クラスごとに平均すると次のようなグラフになります。。
このデータから、ペニスの大きさは身長と明確な相関性があるということがわかりました。もちろんこれは平均値ですから個人レベルで見れば例外も多いと思われますが、全体として見れば確かに身長が高いほどペニスも大きいということが言えるのです。やはり人体というのは全体としてバランスが取れるようにできているのですね。
身長の低い人にとってはちょっと残念な結果かもしれませんが、これが現実なのです。しかし相関性があるといっても身長150cmと190cmでわずか2センチの差ですから、体の大きさに比べれば微々たるものと言えます。むしろ体が小さい方がペニスの大きさが際立つ可能性があります。
これだけでは人数構成がわからないと思う方がいるかもしれないので、次の表に各身長クラスごとの人数と最大値・最小値について具体的な数値を示しておきます。
この結果を見れば身長150cmと190cmを除いて十分なサンプル数があることがおわかりかと思います。そして各クラスの中でもやはり個人差は大きくて、最大と最小で2倍前後の開きがあります。ですから平均で考えれば確かに相関性はあるのですが、個人レベルで見ればまちまちということです。だから一般的には相関性がないと思われているのでしょう。
たとえば身長160cm前後でペニスが19cmという人もいるわけですが、これは十分巨根と言えますね。ましてや体が小さければペニスの大きさが一層際立つはずです。ですから小柄な人のペニスは全体としては大きくないのですが、たまたま大きい人がいると強く印象に残ってしまうため、初めに取り上げたような都市伝説が生まれるのだろうと想像します。