射精の実態について、2回目のアンケート調査を行いました。今回は射精の頻度や精通の時期などに加えて、自慰の方法や性的傾向についても調査を行っています。とりあえず全体の集計結果について報告します。
調査期間
2017年6月~8月
有効回答数
300件
ただし重複チェックなどは行っていないため、必ずしも厳密ではありません。またインターネット上の自由意志に基づくアンケートという性格上、回答者には一定の偏りがある可能性も排除できません。その点には留意して下さい。
年齢構成
このサイトのアクセス傾向から、15~24歳の若年層が全体の3分の1以上を占めています。本来はもっと幅広い年齢層から集めたかったのですが、仕方がありません。
精通の時期
やはり12~13歳で初めての射精を迎える人が圧倒的に多いようです。管理人も12歳のときでした。9歳未満というのも一部ありますが、本当にその年齢で射精が可能なのか疑問に思います。
精通の方法
これも最近の傾向でしょうか、オナニーで精通を迎える人が8割以上を占めています。夢精はごく少数派ですね。ちなみに管理人は夢精でした。遺精というのは比較的珍しい現象ですが、2名いるというのは驚きです。また初めての射精がセックスだったというのはちょっと信じられません。
夢精経験の有無
最近はインターネットの影響で自慰を始める年齢が低年齢化しており、夢精による精通というのが珍しくなってきています。予想通り、半数以上の人が夢精経験なしと答えています。しかし先に自慰を覚えても夢精を経験するケースが3分の1もあることは意外でした。管理人も経験ありますが、思春期の頃は精子の生産が活発なため、自慰で習慣的に射精していてもたまに夢精することはあります。「まだ精通していない」という回答があったのは設問が悪かったようですね。全員射精は経験済みですから、この回答は矛盾しています。たぶん「まだ夢精していない」と勘違いされたのでしょう。個人的な意見ですが、夢精の快感を知らない人が半数以上もいることは非常にもったいないと思います。
自慰を始めた時期
やはり10~12歳頃にオナニーを覚える人が一番多いようです。最近はインターネットの影響で低年齢化が進んでいると思われます。ちなみに管理人は14歳でしたから、かなり遅い方です。8歳未満という人もかなりいることに驚きますが、一人で性器をいじっていたら何となく気持ちよくなって性的快感に目覚めた人も多いのでしょう。その年齢ではまだ精子が生産されていないのでオーガズムはあっても精液は出ないはずです。人から聞いた話ですが、いつもと同じようにやっていたらある日突然精液が出るようになるらしいです。一方で25歳以上という人もわずかながらいますが、実際にそういう人を知っています。いったいどういう生活をしていたのでしょうか?
射精の頻度
やはり2~3日に1回という人が最も多く、全体の3分の1を占めています。その次に毎日1回というのが4分の1。大きく見ると、数日おき派と毎日派に分かれるようです。これは当然年齢によって左右され、若年層では毎日派が増え、熟年層では頻度が極端に低下する傾向が見られます。これは後ほど別記事としてまとめてみたいと思います。
自慰中のスタイル
オナニー中の格好というのはあまり調査されたことがないと思うので加えてみました。やはり「パンツだけ下ろす」もしくは下半身裸というのが一番多いようで、全裸派は2割未満です。管理人も面倒なときはパンツだけ下ろすこともありますが、基本的には全裸派です。ペニスだけでなく体全体で感じるためには全裸が望ましいと思います。
自慰のネタ
これは完全に時代を反映していますね。やはりインターネット上の動画や写真など、手軽に手に入るものが大半のようです。一方で古典的な「エロ本」が少数派なのは時代の流れですね。出版不況は避けられないようです。また「エッチな妄想や過去の体験」といった想像力に頼るものが上位に来るのはまだまだ健全といえます。過激な動画に慣れてしまうとそれでしか興奮できなくなるため、想像力を育てるのは大事なことです。
自慰の方法
性器を刺激する方法もあまり調査されたことがないと思いますが、やはりペニス全体を握ってピストン運動するやり方が圧倒的に多く、7割強です。次に多いのは指先で亀頭だけを刺激するやり方。管理人も最初は後者のやり方でしたが、後にピストン運動に移行しました。射精のしやすさという点ではピストン運動が一番効率が良いのですが、それだけでは飽きてしまうのでたまには別のやり方も試してみると新鮮な発見があると思います。オナホールなどの器具を使うのは、強い刺激に慣れてしまうとそれでしか射精できなくなる恐れがあるため、あまり好ましいことではありません。
ペニス以外の性感帯
ペニス以外に感じる部位ですが、睾丸と乳首が圧倒的に人気でほぼ同率です。ちなみに管理人は乳首派です。それと会陰も感じますが、全体では少数派のようです。肛門は確かに気持ちいいのですが、細菌感染を引き起こすリスクがあるのであまりおすすめできません。前立腺は肛門から器具や指を挿入する必要があるので、かなりマニアックな世界でしょう。前立腺を間接的に刺激できるのが会陰なので、もっと活用すべきだと思います。
自分の精液を飲んだことがあるか?
これは当サイトならではの設問ですね(笑)。実際に飲んだことのある人がどのくらいいるのか知りたかったので加えてみました。非常に大ざっぱに言いますと、「とんでもない」と答えた人以外は自分の精液を飲んでみたいと一度は考えたことがあるわけです。「とんでもない」は全体の4分の1にとどまりましたので、逆に言えば4人に3人は潜在的な願望があると言えます。やはり半分くらいの人は飲んでみたいとは思っても実行には移していないようですが、「何度か飲んだことがある」と「今も時々飲んでいる」を合わせて実際に飲んだことのある人が全体の2割もいることに驚きました。つまり5人に1人は複数回飲んだことがあるわけで、自分の精液を飲むという行為は決して珍しくはないことが窺えます。管理人も習慣的に飲んでますが、ちょっと安心できる結果でした(笑)。
自分の精子を観察したことがあるか?
これはマニアックな設問ですが、男性なら一度は自分の精子を見てみたいと思ったことがあるはずです。管理人はザーメンマニアなのでもちろん観察しましたが(笑)、顕微鏡がなければできないので実際に観察した人は少数派のようです。とは言っても6人に1人くらいいるわけですから、決して少なくはない数字ですね。最近はスマホで観察できるキットも市販されているので、やろうと思えばずいぶん手軽にできます。精子の異常は男性不妊の原因になることもあるので、一度は自分の精子をチェックしてみた方がいいと思いますよ。
自分の射精を動画に撮ったことがあるか?
これは完全にスマホの普及が影響してますね。昔は動画を撮ろうと思えば本格的なビデオカメラが必要でしたが、今はスマホで手軽に撮れるのでやろうと思えば誰でもできます。やっぱり半数近くの人が自分の射精を撮影しているようで、それに興奮するという人も少なくありません。
自分の射精動画で最も興奮するシーンは?
管理人もそうですが、自分の射精を撮るということは、それを見て興奮したいからです。そこで自分の射精の何に興奮するか尋ねてみました。やはり精液が放出される瞬間がトップなのは理解できますが、次に多いのはペニスそのもののようです。これは勃起して大きく逞しくなった自分のペニスの迫力に興奮するのだろうと思います。これも大いに共感します。管理人はマニアなので尿道脈動や会陰収縮に一番興奮するのですが(笑)、そういうのは少数派のようです。
自分のペニスに自信があるか?
これを見ると自分のペニスに否定的な人が6割近くいるようです。否定が肯定を上回ったことに驚いています。ペニスというのは大きさや形も人それぞれで、それこそ世界に一つしかない固有のものです。他人のペニスを羨むより、まず自分のペニスを愛することがもっと大切ではないでしょうか?
他人の勃起したペニスを見たことがあるか?
これはちょっと設問がまずかったかもしれません。本来は「生で」というのが意図だったのですが、動画などで見たのも含まれている可能性があります。しかし半数以上の人が見たことがあるというのも意外な結果でした。普通に生活していれば他人の勃起したペニスを見る機会などないと思うのですが、どういうシチュエーションで見たのでしょうか? 中学生の頃、友達と見せ合いしたという感じなんでしょうかね?
同性とセックスすることへの意識
人間の性というものは二つに割り切れるほど単純なものではなく、誰しも異性愛の部分と同性愛の部分を両方持っているものです。ここでは世の中の男性にどのくらい同性愛的な傾向があるのか探ってみました。結果は「あり得ない」と答えた人が約6割でした。これは逆に言えば約4割の人は同性とのセックスに興味があると見ることができます。このサイトにたどり着いた人は男性生殖器に何らかの興味を持っているはずですから、多少のバイアスがかかっている可能性はありますが、それにしても4割というのはかなり大きい数字だと思います。大ざっぱに言って全体の約3割が「興味あり」、約1割が「経験済み」でした。この結果を見ても世の中の男性は同性とのセックスに対してかなり肯定的であることが窺えます。これは男性特有の強い性欲や好奇心も影響していると思われます。
やってみたい同性との性行為
これもちょっと設問が悪かったようで、「経験済み」の人は大部分答えていないようです。概ね「興味あり」の人が答えたものと思って下さい。その影響もあるのでしょうが、相互オナニーやフェラチオのような軽めの行為に人気があり、アナルセックスのような本格的なゲイセックスは敬遠されているようです。やはり興味がある程度の人にとってはアナルセックスというのは抵抗があり、気軽にできるセックスを望んでいるようです。フェラチオはしたい人とされたい人がほぼ同数ありました。ここでも他人のペニスに触れたい欲求がかなりあることが窺えます。