射精時の筋収縮間隔と回数

射精
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射精の最大の特徴はオーガズム中に起こるドクンドクンという規則的な脈動です。それは尿道を取り巻く筋肉群が一斉に収縮することによって起こり、精液の射出と完全に同期しています。最初は素早く、時間が経つにつれてだんだん遅くなっていきます。僕は初めて射精を経験したときからこの規則正しい動きに興味を持っていました。いつでも、そして誰でも同じような動きになるのを不思議だと思いました。これは凄いメカニズムだと思いませんか? 明らかに排尿とは異なる射精特有の挙動で、人体の神秘というほかありません。

何度も書いていますように、射精は前立腺自身の収縮によって精液が押し出され、それを尿道を取り巻く外尿道括約筋や球海綿体筋といった筋肉群がサポートしています。それらの筋肉群はきわめて精緻なシステムで制御され、完璧なタイミングで協調しながら動いています。筋肉群の位置関係は下図を参照して下さい。

このうち外から動きを見ることができるのはペニスの根元を取り巻く球海綿体筋と呼ばれる筋肉です。位置的には陰嚢と肛門の中間あたり、いわゆる会陰と呼ばれる部分の奥に存在します。射精中に指で押さえるとドクンドクンと収縮しているのを確かめることができます。この筋肉は前立腺から尿道に出てきた精液をペニスの先端まで勢いよく送り出す働きをしています。

したがって、射精中に起こる筋収縮の間隔や回数を調べるには球海綿体筋の動きを観察すればよいわけです。幸い外見的にも会陰部の脈動を確認できるため、会陰部を動画で撮影すると詳細に収縮間隔や回数を測定することができます。

動画はフレームレート30fpsで撮影されているため、コマ送りで確認すると1/30秒の精度で測定することができます。以下に自分の射精について筋収縮間隔を測定した結果を示します。もちろん収縮回数や間隔は射精ごとに微妙に異なるため、これはあくまでも一例です。

筋収縮間隔は前回の収縮からの時間ですから、当然1回目はありません。これによると6回目まではおよそ1秒前後であることがわかります。

上の結果をグラフ化すると下図のようになります。

7回目までは規則的に遅くなっていくのに対し、8回目以降は少し不規則な動きが見られます。それでも平均的に見れば急速に遅くなっていくことがわかります。

収縮回数は多少の個人差もあると思いますが、自分の場合、常に15回前後であることがわかっています。そのうち精液の射出を伴うのは最初の10~12回で、最後の4~5回は精液の出ない会陰部の収縮だけが続きます。射精は筋収縮を伴う現象なので、広い意味では最後の収縮まで含めて射精と考えられます。

最初の収縮から最後の収縮までを射精と考えれば、射精が継続する時間は約18秒でした。といってもその間オーガズムが続くわけではなく、本当に気持ちいいのは最初の5回くらいまでだと思います。最後の方になるとすでに射精後の倦怠感が来ています。

上の結果は一例に過ぎないのですが、複数の射精を観察すると初期収縮がもう少し遅い1秒くらいの時もありました。同じ人間であればそれほど大きく変わることはないですが、それでも速いときと遅いときがあることに気付きます。この違いは何だろうと考えると、結局は興奮度に依存する可能性が高いと思われます。「精液の量を増やすには?」で書きましたが、精液の量が興奮度に依存するのと同じように、筋収縮の間隔や回数も興奮度と密接な関係があります。

経験的に言うと、興奮度が非常に高いときは筋収縮の間隔が短く、その代わり回数は少ない傾向にあります。収縮回数を数えてみると13回くらいのことが多いようです。こういう時は精液の量が多めでした。つまり1回の収縮で放出される精液の量が多い感じです。逆にあまり興奮していないときは初期の収縮間隔が長めで回数も多くなる傾向があります。収縮は17回から20回近く続くこともあり、射精が終わるまでの時間は25秒前後かかります。しかし精液の量は少なく、弱い収縮がだらだらと長く続くようなイメージです。こういう射精は全然気持ちよくないのです。したがって気持ちいい射精をするためにはできるだけ興奮を高めて、短い時間で一気に放出することが秘訣だと思われます。

同じ人間でも年齢による収縮間隔の差はやはりあると思います。自分も若いときはもっと速かったように思いますが、年齢が上がるにつれて遅くなるのは確かなようです。歳をとると射精の快感が下がると言われるのはこういうことも関係しているのかもしれません。

若い人の収縮間隔はどのくらいだろうと思って海外の動画投稿サイトを探してみましたが、会陰部の収縮が見えるように撮影されたものはほとんどなくてあまり良いサンプルが見つかりませんでした。その中で一つだけはっきり収縮が見えるものがあったので同じ方法で収縮間隔を測定してみました。20歳前後のアジア系青年と思われますが、最初の3回ほどは0.5~0.6秒という凄まじいスピードでした。収縮回数は15回、射精の継続時間は15秒と短く、あっという間に精液を放出して終わりです。

やはり若い人のパワーには敵わないですね。自分も中学生の頃はそのくらい速かった気がします。加齢による衰えは避けられないものですが、劣化を遅らせて気持ちいい射精を維持するためには、できるだけ射精を多くして筋力を鍛えるしかないと思います。

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