僕は中学3年になるまでオナニーというものを知りませんでした。それが修学旅行のときに同級生に射精させられて、チンポを手でしごくと射精することを知ったと前回お話しました。
もちろんそれからというもの、暇さえあればチンポをいじって射精しようと挑戦していたのですが、何度やってもうまく行きません。あの時Kにやられた方法をそっくり真似して、親指と人差し指と中指の腹で亀頭の先端をグリグリ圧迫し、同時に左手の指二本で会陰部を押さえながらシコシコとやってたのですが、先走りは少し出るものの、どうしても射精まで至らなかったのです。
今から思うとしごく速度が遅すぎたということがはっきりわかります。Kにやられたときは他人の手だったのでそれでも射精できたのですが、自分でやるときはそれでは刺激が足りません。Kがやったのは誰もがするように竿を握ってピストン運動するポピュラーな方法ではなく、亀頭だけを指先で刺激する変則的な方法だったのです。だから射精するまでに時間がかかったのでしょう。僕はそんなことを知るわけもなく、ただKの真似をしただけですが、いつまで経っても射精できないのでやっぱり他人にされないと無理なのかも?とあきらめかけてました。そんなこんなで3ヶ月ほどが過ぎていきました。
そんなとき、ある日突然ひらめきがあって、もしかするとしごくのが遅すぎるのかも?と気づきました。そこで思いっきり速くしごいたらどうなるだろう?と試してみたくなりました。といっても当時一人部屋というものがなく、弟と部屋を共有していたのでなかなかするチャンスがありませんでした。僕は一日も早く試してみたかったので、その夜、弟が寝静まったのを見届けてから実行に移しました。それは忘れもしない中3の8月3日のことでした。
僕は布団の中でパンツの中に手を入れ、いつもと同じように左手で会陰部を押さえながら、右手の指先で亀頭の一番膨らんだ部分をつかんで上下に素早くしごきました。それは今までにないくらいの超高速で、何となく今度はいけるかもしれないという確信めいた予感がありました。
シコシコシコシコ・・・
亀頭に全神経を集中させて猛烈な勢いでしごいていると、ちょっとした感覚の変化がありました。
「ああ、何となく気持ちよくなってきたぞ」
興奮が高まるとともにさらに手の動きが速まりました。ラストスパートでしごき続けること数十秒、腰の奥の方に明らかな快感の波が押し寄せてきました。
「あっ、出そう!」
夢にまで見た自分の手で射精すること。いよいよその瞬間が来たんだなと興奮はますます高まり、心臓がドキドキしてきました。
「ああん、気持ちいいっ! 出るっ!」
すさまじい快感とともに尿道を熱いものが込み上げてきました。僕はとっさに余っていた包皮の先端をつまみ、その閉じた空間の中に精液を放出しました。
ドックンドックンドックン・・・
溜まりに溜まっていた精液が包皮の中に放たれ、少し膨らんでいました。このときの快感はKにやられたときと同じくらい素晴らしいものでした。オナニーでこれほど凄い快感は後にも先にもそうそうありません。僕はついに自分の手であの日の再現をしたことに感動していました。
その後、トイレに行って包皮の中に溜まった精液を吐き出しました。真性包茎というのは天然コンドームとして使えるので意外と便利なんですよ(笑)。
それは僕が初めて自分の手で射精に成功した記念すべき瞬間でした。その翌日、トイレの中で同じことをしました。もちろん今度も射精に成功しました。今まで射精の瞬間を見たことがなかったので、このとき初めて自分のチンポから精液が出てくる瞬間を目にしたのです。精液ってこんなにドロドロなのかと驚きました。この頃の精液はすごく白かったのを覚えています。液体というよりほとんど白い塊ですね。精子の生産力が旺盛なのでものすごく濃かったんでしょう。
ともかく僕はこれでついに自分の手で自由に射精することを覚えたので、それからオナニーの虜になったことは言うまでもありません(笑)。こんな気持ちいいこと何でもっと早くやらなかったんだろうと後悔しました。
コメント
私は初めてのオナニーで射精したときのことは鮮明に覚えています。
体が感じたことのない、初めての快感とともに精液を出したときは本当に気持ちいいものでした!
初めてのオナニーは一生に一度のことですからね。
あの感動は忘れられません。