最近、射精しても気持ちよくないと思うことが多くなりました。歳のせいと言えばそれまでですが、それだけじゃない気がします。これはどうも射精の仕方と密接に関連している気がします。
自分も若い頃は射精は最大の楽しみであり、2~3日に一度、溜まってきた頃を見計らって射精すれば例外なく強烈なオーガズムを得られました。ところが最近は一週間近く射精していなくてもあまり出したい気にならず、射精すること自体がめんどくさく感じることも多いです。長いこと出してないから仕方なく射精するか、という感じでやってるんですよね。
これはもはや排泄と同じなんですよね。単純に溜まっているものを出すという作業に過ぎません。それは楽しみでもなく、義務に近いものです。最近はずっとこんな感じでやってますね。
興奮もしてないからペニスは萎んだままで、それを無理やりしごいて勃起させるわけです。そして持ち前の早漏ですからものの1~2分であっという間に射精。まさに排泄そのもの。全然気持ちよくもないですね。精液の量もびっくりするほど少なくて、たったこれだけ?と思って悲しくなることばかりです。
こんな射精を繰り返しているとただのルーチンになっていきますし、射精すること自体がめんどくさくなってきます。射精すると気持ちいいどころか倦怠感が残るだけです。そしてさらに射精しないという悪循環に陥るんですね。
これも慣れと言いますか、若いときと違って射精に対する貪欲さみたいなものが失われていますね。若い頃のこれから射精するぞというあのトキメキはどこへ行ってしまったのでしょうか?
これじゃいけないと思うのです。本来、射精は男にとって最高の楽しみであるはずです。同じくらいの年代でも射精が趣味で毎日射精しているという人もいますね。そういう人とどこが違うんでしょうか?
射精の快楽は自然が与えてくれた贈り物であり、癒しであると思うのです。それを最大限に利用して楽しまないのは自分の肉体に対する裏切りでもあると思いますね。
では気持ちいい射精と気持ちよくない射精はどこが違うのでしょうか? これは間違いなくかけた時間に依存すると思います。射精までにかける時間が長ければ長いほど、射精の快感も強くなっていきます。短時間でさっさと済ませれば気持ちよくないのは当たり前、忙しいと良い射精はできないということなんですよね。
思えば若い頃はオナニーに最低15分はかけるのが普通でした。そのくらいかければ気持ちいい射精は十分できたのです。ところが最近は3分以内でさっさと済ませるのが普通になっています。オナニーにかける時間がもったいないと思うとどうしても短くなっていくんですよね。
これではいけませんね。オナニーは「必要な時間」と割り切って、日常生活の中で十分な時間を確保すべきなのです。
射精の快感を直接反映するのが精液の量です。気持ちよかった時は大量の精液が出るし、気持ちよくなかった時はほんの少ししか出ません。これは経験上間違いないですね。
これは2年前のものですが、最近にしてはすごく大量に出た方です。たぶんかなり時間をかけて興奮していたのだろうと思いますね。
普通、射精すると賢者タイムというか倦怠感みたいなものが残りますが、このくらい大量に出すと不思議とそういうものがないんですよね。溜まっているものを全部出し切ったという爽快感しか残りません。身も心もスッキリしています。良い射精は本当に最高の癒しになるんですよね。
ただ、そういう「良い射精」にはめったに巡り会えません。どうやったら良い射精ができるのか、まだまだ試行錯誤の必要があります。